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ストーリー
机の上に、ひとつのカメラ。最初はただ、それだけだった。
シャッターを切るたびに、少しずつ世界が変わって見える。
気づけば、その一台が“もっと撮りたい”という気持ちを生んでいた。
レンズを変え、設定を覚え、同じカメラなのに、写るものはどんどん変わっていく。
たった一台。でも、その中には、無限の世界が詰まっている。
──そう思っていた、あの頃。
気づけばカメラはもう一台増えていた。
「サブ機があれば安心」なんて理由をつけて。
さらにレンズが並びはじめる。
広角、標準、望遠。
用途ごとに必要だと、自分に言い聞かせながら。
気がつけば、机の上は少し窮屈になっていた。
それでも足りない。
もっと綺麗に、もっと思い通りに。
三脚が増え、ジンバルが加わり、
ライトやマイクまで揃っていく。
部屋の片隅は、いつの間にか小さなスタジオみたいになっていた。
最初は「撮ること」だけで楽しかったのに、
今は「どう撮るか」を考えている。
機材は増えた。
できることも増えた。
でも、シャッターを切る瞬間のワクワクは、
あの一台の頃と、ちゃんと同じままだ。
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